忍者ブログ

スタントウーマンフェチのBLOG

2011年もっともアツいスタントウーマンたちを語る

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

スタントウーマンに対する好み。

こんにちは。

さて、「スタントウーマン好き」な私であるが、スタントウーマンと名のつく女性すべてが好きなわけではなく、やはり好みといったポイントがいくつかある。

ふつうに女性を好きになる場合にも好みがある、というのと変わらない。

さらには、その時ごとのマイブームみたいなものもあるのでここで書き留めても、いつか好みが変化することも充分考えられるが。一応、このブログのおおまかな主旨を示す意味でも一度まとめておこう。…どちらかというと好みというよりは「これには興奮しない」という内容ではある。 



●欧米人・東洋人に関わらず守備範囲であるが、黒人はグッとこない

●鍛えすぎてしまった筋肉や、顔つきが男性的だとやはりグッとこない

●40代後半以上の高齢なスタントウーマンにも、申し訳ないがグッとこない

●頻繁に顔や名前を表に出して活動している人にもグッとこない

●上記の場合に多いが、過激なスタントシーンが演じられない人もグッとこない

●カースタントやバイクなど、生身のスタントでないものもグッとこない

●アクションでなく、裸体のため等のスタントも基本的にはグッとこない

●特殊メイクや、かぶりもの等をしている場合もグッとはこない



・・・と、いったところが個人的な「こだわり」の部分。はじめの3つは、別にスタントウーマンに限った話では無いが・・・。簡単に言えば「生身の女性が危険な状況にさらされている」のが好きということだ。ただ、スポーツでも危険な場合はあるが、私としてはそれは少し違う。さらに、女性が実際に大ケガを負うような場面は、当然ながら気持ちいいものでは無い。

脚本・演出に基づいて、“安全を考慮された”中での激しいスタント、という前提が必要になってくる。「ケガをしないように」という考えがスタントウーマン自身にもあることが重要。鍛えあげられた彼女たちもひとりの人間、ひとりの女性である。危険なスタントを通して彼女たちが生身の存在だということを確認したいのだ。いったいどこまでがスタントウーマンの限界なのか、知りたい。

CGでなく、スタントウーマンというパーソナリティをもった女たちの生命力を感じたい。 スタントウーマンは痛みを感じ、ときに恐怖も感じ緊張する人間である、ということが魅力の根底にある。



さて、そういった部分を踏まえたうえで、今後はお気に入りのスタントウーマンたちの紹介や、写真や映像など
私が蓄積してきたものを、ささやかながら披露していければと考えている。どうぞ、お楽しみに。
PR

Stair Fall ~階段落ち考察~

1  2

3  4

 私はスタントウーマンを見ると、彼女たちそれぞれの「階段落ち」を見てみたいなぁ、と考える。



スタントウーマンたちが己の肉体ひとつで行うボディスタントこそ最良のスタントだと言うのは、以前書いた。そのボディスタントのスキルや、彼女たちの個性を測るのに打ってつけなのが、誰もが映画で一度は見たことのある「階段落ち」ではないかと思う。

ファイトシーンなどは、スタントウーマン自身による“能動的”なアクションだが、「階段落ち」はボディスタントの中でも“受動的”なアクションと言える。重力や遠心力、反射といった外からのファクターによって、彼女たちの体には様々なスピードや回転が加わることになり、これにどう反応するかという部分に彼女たちの個性が表れる。

と、言っても個性的な階段落ちが見られるのはハリウッドに代表される海外の映画などに限られてしまう、というのが実際のところだ。残念ながら、海外のスタントウーマンと日本のスタントウーマンの間にはやはりどうしてもスキルの差があることは否めない。

スキルというよりは、「発想の自由さ・柔軟さ」といった部分が大きいようにも思うが、その辺については別の機会に書こう。

ハリウッドのスタントウーマンがおこなう階段落ちはまさに十人十色で、見るたびに「そんな落ち方するか!こりゃ一本とられた」と唸ってしまう。上の写真は、このブログで紹介したSonja Munstermanによる階段落ち。スタートは階段に横になるようにして転がっていき、途中で体の向きが回転して段に腰かけたような状態になり、最後はお尻で滑るように落ちていくという芸当。しかも絶妙な“きりもみ回転”も加わっており、もはやアートの域に達している(笑)

このような複雑なものの他にも、豪快に顔や背中から落ちていくパターン、壁や手すりにゴツゴツとぶつかることで痛々しさを強調するパターンなども。さらには、二人で揉み合いながら落ちていくコンビ技(?)なども存在する。

しかし、どれも非常に痛そうだ。練習や経験を積んでいる彼女たちとは言え、落ちている最中に全てを計算できているとは思えないし、怖いだろう。薄いドレス1枚で、硬い階段を凄まじいスピードで転がり落ちていたりもするし、明らかに手すりに頭や腰なんかを強打しているような時もあったり。そんな危険の中へ文字通りその身を投じる彼女たちに、心から拍手を贈りたい。

無防備にただ転げ落ちているのではなく、ケガをしないためのセオリーみたいなものはスタントウーマンの中にあるのだろうけどね。それはどんなものなのか、想像しながら繰り返し見るのも「階段落ち」の楽しみのひとつ。



アクションの多様化をきわめた最新の映画においても「階段落ち」が描かれ続けていること、スタントの代名詞として「階段落ち」が、もはや不動の位置を築いていることはたいへん嬉しく思う。

コメディならではのスタントウーマンの楽しみ方

ノリノリな表情のセレーナ・ゴメス

Sonja Munstermanによるスタントシーン

スタントシーンというのはバリバリのアクション映画だけのものではなく、探してみるとジャンルを問わず様々な作品で楽しむことができる。



アクション映画やパニックホラーなどはそもそもが過激な設定であるので、当然スタントシーンの比率は高くなるが、大抵の場合はファイトシーンや危険な爆発シーンだったりと、骨太で血生臭いアクションが大半を占める。そういった場面での緊迫感あふれるスタントウーマンの演技も素晴らしいものだ。

しかし、それとはまた違った魅力を放つのがコメディ作品でのスタントウーマンである。

上の写真は2007年にディズニーで制作された、アメリカのいわゆる連続ドラマで「Wizards of Waverly Place」というコメディ作品でのスタントシーン。主演のセレーナ・ゴメスが、チョコレートの海にヘッドスライディングするという場面で、以前に紹介したSonja Munstermanがセレーナのスタントダブルを務めている。コメディでは、こういうちょっと変わったシチュエーションでスタントウーマンが登場する。

テンション最高潮に達したセレーナがノリノリの笑顔でダイブするわけだが、実際にスタントをおこなっているSonjaに笑顔は無い。顔にもチョコレートが飛び散るので、目を閉じて決死のスライディングに挑んでいる。衣裳は軽装だし、何度も撮り直せないだろうから気合いが入るところだ。これだけチョコまみれになると、あとで洗い落とすのも大変であろう・・・。

一見、笑えるシーンではあるもののスタントウーマンにとってはアクション映画と同じ、もしくはそれ以上ともいえる過酷なスタントシーンが、コメディには意外と存在する。笑いの空間で、そういったアクションが行われるというギャップがたまらないわけだ。このSonja Munstermanのチョコレートダイブは、たくさんのエキストラに囲まれた状況でおこなわれている点もポイントだ。スタンバイしているところや、カットがかかった後のスタントウーマンを間近で見てみたいと思う。

それとコメディ作品では日常生活を舞台としたリアリティのある設定が多く、衣裳もカジュアルで華やかなものが用いられるケースが多い。フェミニンで露出度の高い衣裳は、スタントウーマンの魅力を増幅させてくれる。肌を露出した、無防備なスカートやワンピースの方がやはり良い。

アクション映画は作品の性格上、照明も暗めな場合が多かったりするがコメディは画面も明るく、スタントウーマンの確認がしやすいのも良い点だ。とんでもなく過激なスタントシーンなどは、あまり期待できないという部分はある反面、コメディにしか無い魅力をもったスタントシーンからは目が離せない。
 

ドラマ「未成年」でのスタントシーン

ずっとハリウッド系のスタントウーマンを取り上げてきたが、ここでひとつ、日本のドラマからの記事を書いてみよう。



1995年にTBS系で放映されていた「未成年」という作品。脚本は、当時「高校教師」などで人気を博していた野島伸司が担当。野島作品は全体的に暗く、悲劇的なストーリーが多い。紹介するスタントシーンも、そんな雰囲気の中で展開される。

ここで登場するのが、いまや国民的シンガーとなった「浜崎あゆみ」だ。当時17歳で、まだミュージシャンとしてブレイクする数年前だね。


現在より地味で、むしろ老けてみえるような・・・。

第8話「真夜中の逃亡者」にて、浜崎あゆみ演じる「田畑瞳」が恋人の母親によって、階段から突き落とされるという場面がある。ここで浜崎に代わり、スタントウーマンが階段落ちをしているのだ。クレジットには残念ながらスタントウーマンの名前が無かった。「高橋レーシング」という表記だけは確認できたのだが、なんせ15年前の作品、誰であったのか特定するのは難しい・・・。が、体つきや身のこなしで間違いなく女性であることは分かる。





ハリウッドのスタントウーマンと比べると、迫力に欠ける感は否めない。階段に対して平行のまま転がっていくのでスピードも遅く単調だ。全身の姿勢を固定して、常に手のひらとヒザで接地しているので、ボテボテとした印象がある。上2枚目の写真6コマ&9コマ目で、転がる方向を調節するためにバランスを取る右手は女性らしく可愛いポイントだ。



石段につくしなやかで白い手や、一瞬のぞく痛そうな表情は魅力的だ。それと、ここで確認できるのが、手足にプロテクターを装着していること。

撮影の際に画面チェックもしていると思うが、ここまで気にしていないか、見えていてもこれぐらいはOKとされるのが日本のドラマの基準だろうか。こういうプロテクターが、かなりの確率で見切れていることが多い。まあ、アングル違いで最低2カット分はスタントを行っているだろうからもう一回、やり直させるのも酷と言えば酷だが。

私が監督なら、Sっ気を存分に発揮してもう1テイクやってもらうね(笑)「横向きじゃなく前転から入って、今の倍のスピードでラストは背中で滑れる?」などと顔色ひとつ変えずにオーダーして、スタントウーマンの困った顔を見てみたいものだ。

などと色々言いはしたものの、このスタントウーマンは色白で繊細な感じが良い。落ち方も女性らしい柔らかさがあり、これは日本人ならではの魅力かもしれない。これだけ長くて固い石の階段を落ちるというスタントも日本ではあまり無いしね。画面で見るより現場は怖いだろうし、彼女はかなり頑張ったと言えるだろう。

目が覚めるようなハリウッド系スタントウーマンの仕事を見たあとには、日本のスタントウーマンの醸し出す、“お味噌汁”的な安堵感も悪くない、かな?

海外ドラマ「Dollhouse」でのスタントウーマン Vol.1

少し前に終了した「Dollhouse」という海外ドラマがあった。私の好きなエリザ・ドゥシュク主演のアクションもの、ということでこれはスタントシーンが収穫できるかもしれない、と観ていた。

以前にこちらの記事でエリザと、彼女のダブルをつとめるスタントウーマンのBridgett Rileyの2ショットを紹介したが、ドラマ内でも数名のスタントウーマンを確認することができた。



エリザ演じるエコーがカヤックを楽しむシーン。アップでは、エリザ本人が楽しそうにカヤックを漕いでいる。


シーンが切り替わり、実際にカヤックで川をくだるのはスタントウーマン。直前のエリザの笑顔とはうって変わって、真剣な表情で激流や水しぶきと格闘している。スタントシーンでは、このような表情のギャップがたまらない。



水もしたたるスタントウーマン。露わになった腕や足は、ほどよい肉付きで健康的だ。女性らしい、やわらかそうな体である。




つづいては、赤いロングスリップを着たエリザが階段から落ちるシーン。

 
細身で締まった、美しいボディのスタントウーマンが階段を落ちる。大きく開いた服のスソから、肌色のスパッツを履いているのが見える。

 
両手両足、背中までかなり露出した衣装なので、スタントウーマンの体型が手にとるように分かる。細身でも、盛り上がる筋肉は鍛練されたスタントウーマンの証拠だ。

 
露出した背中や足が階段と接触しないように、うまく落ちている。いくらスタントウーマンとはいえ、むきだしの体で階段に当たれば痛いからね。チラリとのぞいた下着の肩紐がセクシー。

 
両手を階段につき、下半身は勢いをつけて回転させながらお尻で床に着地する形。階段を転げ落ちたように見せながらも、腕、背中、足などにはダメージが少ない。ハリウッドはもうちょっと体当たりなスタントをやってくれる印象だが、最近はこのような、安全で効率のよいアクションも増えているようだ。


私が監督なら意地悪をして、もっと上の段から落とさせるだろう。あともう1回転分あったらヒザをつかないわけにはいかない。果たしてこのスタントウーマンはどのように対処するか。 本音は、ゴツゴツと階段に当たって、痛みにのたうつスタントウーマンが見てみたいだけだったりするのだけどね。


ということで、「Dollhouse」のスタントウーマン第一弾でした。第二弾もお楽しみに。

Copyright © スタントウーマンフェチのBLOG : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]